同じ事業者・対象年の未完了作業を、アプリとWebの機能候補、手元資料、引継ぎ先、完了証拠へ対応させる票です。
「スマホで入力を続けるか、Webで仕上げるか」を決める前に、残っている作業そのものを書き出します。マネーフォワード クラウド確定申告のアプリ版とWeb版には機能差があります。ただし、公式表の「対応」は、その作業が終わった証拠でも、現在の契約で必ず利用できるという確認結果でもありません。
この記事では、既に利用中の人が同じ事業者・対象年の作業を渡すための作業対応票を作ります。2025年分を2026年9月30日に整理する架空例を使いますが、実際の入力・帳簿出力・申告送信の体験ではありません。製品資料の再確認日は2026年10月1日です。料金や利用権、仕訳・税務の判断はこの票で決めません。
したい作業を先に書く
「アプリに表示があるか」だけを見ていると、資料の取得や帳簿の保管が済んだかを見落とします。選択中の事業者と対象年を手元の記録で確認し、残る作業を入力・対象外整理・残高照合・帳簿出力・提出経路の環境確認に分けます。事業者や年を確認できないものは「未確認」のまま別行へ残してください。
各行に作業ID、事業者・年、手元資料ID、アプリとWebの機能対応、必要環境、引継ぎ先、完了証拠を置きます。作業IDはW01のような手元用の呼び名で足ります。口座番号やパスワード、利用者識別番号そのものを票へ写す必要はありません。
アプリからWebへ渡す作業を分ける
MF公式の機能差表[C56-M1]では、かんたん入力・振替伝票の手入力と仕訳への証憑添付は両方に対応しています。一方、連携明細の対象外登録、残高照合、会計帳簿のPDF出力・印刷、開始残高の設定はWeb側に対応すると示しています。今回の作業に必要な部分に絞った整理です。
| 作業 | アプリ | Web | 完了と区別する確認 |
|---|---|---|---|
| かんたん入力・証憑添付 | 対応 | 対応 | 元資料・対象年・登録後の記録 |
| 連携明細の対象外登録 | 非対応 | 対応 | 対象外とする根拠と処理記録 |
| 残高照合 | 非対応 | 対応 | 通帳等の照合元と差異記録 |
| 帳簿PDF出力・印刷 | 非対応 | 対応 | 取得したファイルと保存先 |
| スマホアプリからの電子申告 | 対応 | 非対応 | 端末条件と送信後の受付結果は別確認 |
最後の行はスマホアプリから直接提出する経路の機能差です。Webからe-Tax用ファイルを出し、PCのe-Taxで提出する別経路まで「Webでは提出不可」という意味ではありません。証憑を添付できることと帳簿PDFを出力できることも別作業です。連携明細を対象外にすべきか、仕訳が正しいか、個別保存が法の要件を満たすかは製品機能表だけでは判定できません。[C56-M1]
OS・アプリ版・カード読取対応を別確認する
MF公式の推奨環境FAQ[C56-M2]は2026年9月30日に更新され、現在の案内をiOS 18以上・Android 9.0以上としています。iPadやタブレットは未対応です。推奨環境変更のお知らせ[C56-M3]にも9月30日に更新が完了したとの追記があります。旧案内のiOS 17以上を現在の条件として使わず、本人のOSとアプリ版を確認します。推奨環境に合うことだけで、本人の契約での利用や操作成功までは確認できません。
スマホアプリでの電子申告には、機能差表上、マイナンバーカード、カード読取対応スマートフォン、利用者識別番号が別途必要です。[C56-M1] OS、アプリ版、読取対応、識別番号の有無を別欄にし、「スマホを持っている」だけで送信可能・送信済みとしません。端末の機種、契約、対象年分の提出機能をこの記事で実確認したわけではありません。
| 欄 | 記録する状態 |
|---|---|
| OSと端末種別 | 確認した版・機種。未確認なら未確認 |
| アプリ版・配布元の条件 | 確認日と対応条件。本人の利用可否は別確認 |
| カード読取対応 | 端末の対応確認元。実際の読取成功とは分ける |
| 利用者識別番号 | 有無の確認状態。番号そのものは票に書かない |
| 申告対象年と提出経路 | 利用する年分・経路の確認状態。送信結果とは分ける |
架空の未完了5作業を対応票へ移す
以下は個人事業者Aの2025年分を、2026年9月30日に整理する架空の作業予定です。契約や端末が実際に使える人を表していません。実入力・出力・提出は一件も行っていません。公式表にある機能候補と、本人側の未完了状態を別に書きます。
| 作業ID・資料 | 機能上の候補 | 本人側の状態・引継ぎ | 完了証拠 |
|---|---|---|---|
| W01 紙資料P01の入力・証憑添付 | アプリ/Web | 原資料と2025年の対応確認待ち。未登録 | 資料IDと登録後の記録・添付の確認 |
| W02 連携明細D01の対象外登録 | Web | 対象外にする根拠が未判定。処理保留 | 判断根拠と処理後の記録 |
| W03 通帳B01との残高照合 | Web | B01が未取得。残高は不明 | 照合元と照合後の差異記録 |
| W04 2025年の帳簿PDF保管 | Web | 出力ファイル未取得。0件の実績ではない | 取得したファイル名・保存先 |
| W05 スマホ提出経路の環境確認 | アプリ | OS・版・読取対応・識別番号が確認待ち。送信なし | 環境の確認元。受付結果は送信後に別記録 |
W02はWebの機能に対応していても、対象外にする根拠が決まらないため操作しません。W03のB01未取得は残高0円ではありません。W04のPDF未取得も出力0件という実測ではありません。W05は環境の確認作業であり、申告書の送信完了を示す行ではありません。
引継ぎ前後で同じ事業者と年を合わせる
アプリとWebを行き来するときは、作業票の事業者・対象年・資料IDを見直し、引き継ぐ行が同じ対象を指すか確認します。この記事は既存データを新しい事業者へ登録し直す操作を案内しません。作業を「完了」と書くのは、入力後の記録、残高の照合元と差異記録、取得したPDFなど、その作業に対応する証拠を確かめた後です。
未取得の資料やファイルは「B01未取得」「2025年帳簿PDF未取得」と明記します。資料が足りないままWebの対応印だけで残高や出力件数を埋めないでください。環境確認と申告書の送信結果も別記録にします。
未確認の作業を止め、必要な案内へ進む
アプリとWebのどちらを使えるかは、機能表だけでなく、本人の契約・版・環境を確認する必要があります。料金や無料範囲、契約上の利用権はMFクラウド確定申告の料金と無料範囲、申告の必要資料や送信結果はスマホ確定申告の準備へ分けます。これから記録方法を選ぶ人向けの会計ソフトと無料表の使い分けとは目的が異なります。既存利用者へ新規登録を勧めるための記事ではありません。
W02の対象外判断、W03の未取得通帳、W04の未取得PDF、W05の端末条件が残るなら、各行を未完了のままにします。製品の機能・環境はMF公式の最新案内、会計・税務上の判断は本人の資料と適切な相談先で確認してください。2025年の架空の保存対象年を、現在の提出機能や将来のアプリ対応保証へ広げません。
一行ごとに「作業ID/事業者・対象年/資料ID/アプリ対応/Web対応/必要環境の状態/引継ぎ先/未確認事項/完了証拠・確認日」を残します。「対応」は公式機能表上の候補、「完了」は本人の資料と結果で確認した状態です。確認元のURLと日付も添えてください。
本人のプランや操作権限について確認が必要なら、MFクラウド確定申告の公式お問い合わせ案内[C56-M4]から、契約と内容に合う窓口を確認します。全利用者が同じ窓口を使えるという保証ではありません。
参考にした一次情報
確認日:2026-10-01。整理手順と架空の記入例は、このサイトで作成したものです。
- MF公式:Web版とアプリ版の機能差。更新2026-07-10。入力・証憑添付、対象外登録、残高照合、帳簿PDF、スマホアプリでの提出経路に限定して参照。個別の契約利用権や作業完了を示さない。再確認日:2026-10-01。
- MF公式:クラウド確定申告アプリの推奨環境。更新2026-09-30。iOS 18以上・Android 9.0以上、タブレット未対応、電子申告時のカード読取対応スマートフォンを参照。本人端末の動作成功は未確認。再確認日:2026-10-01。
- MF公式:推奨環境の更新に関するお知らせ。公開2026-08-18、2026-09-30追記。同日に更新完了し、iOS 17以上から18以上へ変更、Android 9.0以上は据置きと記載。再確認日:2026-10-01。
- MF公式:クラウド確定申告のお問い合わせ。本人の契約・内容に合う公式窓口を確認する入口。個別の回答や利用資格は未確認。再確認日:2026-10-01。
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