整理ガイド 125 手作り品の年末在庫

ハンドメイド販売の年末在庫|材料・制作途中・完成品を分ける実数票

材料を買った記録だけで年末の手元の数量は分かりません。未使用材料、制作途中、完成済み未販売品を分けて数えます。

架空M01/W01/F01を年末実数票I01に対応させ、未取得の数量と税務上の評価を推測で埋めない方法を示します。

この記事で作るもの

自作物品の未使用材料、制作途中、完成済み未販売品を別状態にした年末実数票です。材料の購入原票、製作メモ、完成品番、販売・返品の状態を対応づけ、まだ数えていない数量を「0」にしません。

資料確認日:2026年10月29日。対象は物品を自作して販売し、年末に手元にある工程別の数量を確かめたい個人です。本文のM01・W01・F01・I01は説明用の架空IDで、著者の制作・販売体験ではありません。保存済みの「ハンドメイド 副業 帳簿」「ハンドメイド 副業 経費」は2026年9月の資料では検索数が各0でした。現在の同条件の検索数は未取得であり、この狭い年末棚卸意図の需要も推定しません。

自作品の工程を仕入商品の在庫から分ける

物販の在庫表は、仕入れた販売商品と使える現金を分ける記事です。ここでは、自分で作る物品の材料から制作途中、完成品までを追います。minneの注文・売上・振込の記事も、制作工程の数量とは別の原票を扱います。デジタル作品や仕入れ商品の転売、外部委託品に、以下の票をそのまま当てはめません。

国税庁の令和7年分「青色申告の決算の手引き(一般用)」は、棚卸しの対象となる商品等に製品、半製品、仕掛品、原材料などを挙げています[C122-N1]。これは令和7年分の青色申告一般用の説明です。本人の所得区分や申告方式、令和8年分の評価方法をこの資料だけで決めません。

材料の購入・使用と制作途中をつなぐ

材料M01について、購入日、品目、数量、購入原票ID、保管場所を控えます。製作メモには「M01からW01へ使った数量」と作業日を別に記し、未使用分を手元で確認します。購入枚数だけでは使用分や残数が分かりません。使った数量の記録が欠けていれば「未取得」と残し、差を推測で埋めないでください。

制作途中W01は品番、工程、着手日、使った材料の原票・数量と一緒に控えます。途中で破損したもの、作り直したもの、包装材料や道具は用途と状態を別に記します。国税庁の手引きも、包装材料などの消耗品と商品等を分けて説明しています[C122-N1]。この票だけで各品目の税務上の区分を確定しません。

完成品と年末の実物を照合する

完成品F01の品番、完成日、完成数を記し、注文・発送・返品の原票を対応させます。注文一覧に載っただけで手元からなくなったとは限りません。反対に、販売済みの物を手元の完成品として二重に数えないよう、実物と発送状態を分けます。

令和7年分の国税庁手引きは、12月31日時点を基準とし、種類・品質・型などの別に実際の数量を確かめる方法を示します。年末から多少前後した日に数えた場合は、その間の売上げ・仕入れ等による差と計算方法を明らかにする説明です[C122-N1]。I01には実際に数えた日と対象年末、差を戻すための発送・返品・製作記録を両方残します。

架空M01・W01・F01の年末実数票

以下は説明用の架空例です。実際の購入、制作、販売、棚卸結果ではありません。M01の購入原票はありますが、W01へ使った数量は記録されていないとします。F01は本人が実物を数え、注文の発送・返品状態も原票で確認します。架空例に金額や税務上の評価額は置きません。

自作物品の工程別実数票(架空例)
状態本人が見る原資料未確認時の扱い
M01 未使用材料購入原票、手元の実数、保管場所使用分を推測で引かない
W01 制作途中製作メモ、工程、M01の使用記録使用数量は「未取得」
F01 完成品品番、完成数、販売・返品の原票注文だけで手元0としない
I01 年末実数票実際に数えた日、対象年末、差の原票管理上の金額を評価額にしない
説明用の架空図解。材料M01の未使用分、制作途中W01、完成品F01を年末実数票I01へ分け、未取得の数量を0扱いしない。
材料から完成品までの状態を分けて実物を数え、未取得を0に置き換えません。説明用の架空図解

I01に、原票ID、記録者、照合日、未確認欄を設けます。「まだ調べていない」は未取得、「実物を数えた結果が0個」は確認済みの0個です。公開用の票には、購入者や取引先の氏名、住所、口座番号などを載せないでください。

実数票と棚卸評価額を混ぜない

数量を数えた票は、税務上の棚卸評価額や必要経費額そのものではありません。国税庁の令和7年分決算書の書き方には、期首・期末商品(製品)棚卸高と、原価計算を行う場合の原材料・半製品・仕掛品の記入先が説明されています[C122-N2]。これは令和7年分の青色申告一般用であり、本人の令和8年分の申告方式や自作品ごとの評価方法・原価を決めるものではありません。

材料の購入額を全て購入年の必要経費としたり、未販売品を自動で0円としたりしないでください。対象年の最新手引き、本人の申告方式、材料・製作・販売の原資料をそろえ、所得区分、棚卸評価、原価、申告要否は税務署または税理士へ個別に確認してください。売上・経費の管理表には日々の取引を別途対応させられます。

著者・運営者は運営者情報、広告の扱いは編集・広告方針、出典の訂正や連絡はお問い合わせをご覧ください。この記事に新しい広告案件や成果リンクはありません。

参考にした一次情報

確認日:2026-10-29。整理手順と架空の記入例は、このサイトで作成したものです。

続けて読む · 整理ガイド 11物販の在庫管理|売れていない商品に残るお金を確認する ← ガイド一覧に戻る
← 資料・申告準備の一覧に戻る